中学生初めての受験速読の記録

6月10日、中学1と3年生の7名の方に受験速読の初回のトレーニングを実施したときの風景です。以下順に説明を加えながら時間の経過を追ってみます。

 

今回初めての試みとして一週間かけていくつかの映像を見てもらったり、説明を聞いてもらったりして、あらかじめ「自分を100%信じる」「指導者を100%信用する」という意識を強く持ってもらった上でのトレーニングとなりました。

 

なぜなら今までの経験から指導者との信頼関係が強ければ強いほど良い結果が出るということがわかっているからです。

同様に「自分には無理なんじゃないか?」と思ってトレーニングしても「ほら、やっぱり無理やった。」という結果になることもわかってきました。

 

ですからわざわざ1週間かけてその気になってもらったのです。そのことが結果に反映されることを期待して!

 

まず初めにトレーニング前の読書スピード(1分あたりの文字数)ですが以下の通りとなりました。673と書かれているのは1分間に673文字読めていたということです。

初めての速読トレーニング

Aさん(中3)分速673文字

Bさん(中3)分速627文字

Cさん(中3)分速726文字

Dさん(中1)分速418文字

Eさん(中1)分速750文字

Fくん(中3)分速613文字

Gさん(中1)分速613文字

ほぼ中学生の平均的なスピードだと思います。600後半~750の人は少し速めかな?

 

ここから約1時間15分のトレーニング開始です。「本読み」=「文字」=「左脳」と思われがちですが、実はこの受験速読では日ごろ使わない脳の部分(右脳)をどれだけ負かをかけられるか。これがトレーニングの成否を決めると私は考えています。

※まずはパソコンを使ったトレーニングからスタートです。

 

詳しいことはこれからの研究を待たなければなりませんが・・・。

私たちが日ごろやっている文字を一語ずつ読む「なぞり読み」の場合は、一つ一つの文字が左脳に送られ、その文字の組み合わせによって意味が認識されます。

 

普段の読書は左脳を使って読んでいるということです。

一方、受験速読の場合は、大量の文字の集合を一度に見るので、一度に多くの情報が脳に送られます。

 

一度に送られてきた多くの情報を処理できるのは左脳ではなく右脳です。そして送られた多くの情報を処理し続けることで右脳がより活性化するのです。

 

途中10分休憩をはさんで終了10前に、トレーニング後の読書スピードを測定しました。結果は次の通りでした。

Aさん(中3)分速673文字 → 5280 (約7.8倍)

Bさん(中3)分速627文字 → 4640 (約7.4倍)

Cさん(中3)分速726文字 → 5920 (約8.2倍)

Dさん(中1)分速418文字 → 4320 (約10.3倍)

Eさん(中1)分速750文字 → 9360 (約12.5倍)

Fくん(中3)分速613文字 → 5280 (約8.6倍)

Gさん(中1)分速613文字 → 5120 (約8.4倍)

 

自画自賛で申し訳ありません!初回(1時間15分)だけでこの結果、なかなかすばらしい結果だと思います。

 

1週間かけて「自信と信頼」を持っていただいた成果が出たのかなぁと思います。

 

判定前に子ども達に「どれくらいの速さになっていると思う?」と聞いてみると、やっぱりと言うか「1200くらいかな。」「絶対2000なんかいってない。」「最初の倍いってたらいいな。」のような返事が返ってきました。

 

「甘い!!」やっぱり本人たちは速く読めている自覚がないんですね。7倍から12倍の速さで読めているのに、結果を見たとき、「うそ?ほんまに!」これが全員の反応でした。

 

速く読めている自覚がないまま、とんでもないスピードで読めている。

これが受験速読の大きな特徴です。

 

実は、私は今回のトレーニングでの結果をあらかじめ4500から5500と想定していました。もちろん生徒の皆さんには伝えていませんでしたが。

 

Dさん、Eさんの二人の結果が私の想定から外れて高くなってしまいましたが、残りの5人は想定内の結果でした。指導者の想いが子ども達に伝わるということを改めて実感できたトレーニングでした。

 

彼らは今日まったく新しいスキルを手に入れました。人の数十倍、数百倍の速さで本が読める、たくさん読める。そして勉強にも必ずいい影響が出始める。勉強以外にもかくれた能力が発揮される。

 

そして何より「無限の可能性」を手に入れたのだということだけは自覚してほしいと思いました。

 

PSいつもそうなのですが、受験速読のトレーニングを行うと私自身も疲れちゃうんですね。

初めての速読トレーニングのその後

「中1、中3の初めての受験速読」その後どうなった?

中1女子のKさんは、もともと分速418字で6月10日に初めてトレーニングを行い分速4320字になった中1女子です

上の読書の状態は初めてトレーニングをしたそのままの状態に近いです。1行2点という読み方です。

 

この後2回目のトレーニングを30分程度行いました。分速38000字まで伸びましたが残念ながらその日のトレーニング後の映像を撮り忘れてしまいました。

 

その後、学校の定期テストなどでトレーニングはできませんでしたが、読書は毎日続けていました。


そして6月30日です。「トレーニング前に読書状態を確認しておこう」ということで撮影したものが下の映像です。

2回目のトレーニング後の状態とほぼ同じです。毎日読書を続けていた成果だと思います。

1ページ4点という読み方です。分速38000字です。

トレーニング前の読み方を確認しておいて、さぁ1時間の3回目トレーニングです。

こんな感じになりました。

知らない人が見たら「ただページくってるだけやん」の映像です。すでに指は使っていません。

にわかには信じ難いとは思いますが、確実に読めています。ただ本人は普通に読んでいるだけで速く読めている感覚は何もないと言いますが・・・

 

上の映像は分速125000字のスピードです。ピンとこないかもしれませんが400字の原稿用なら1分間で317枚読める速さです。

 

初めての読み方(パラパラ読みと呼んでいます)なので上手にページをめくることができていませんが、慣れてくればもっと速く読めるようになります。

 

今日お伝えしたのは6月10日にトレーニングを行った人(7人)の中で一番速くなった人の報告です。他の人が2回目のトレーニングだったのに対し、この人は3回目でした。

 

他の6人の方も3回目のトレーニングを行えばこうなる可能性はおおいにあると思います。